追記2023.10【トラブル失敗談】日本からの荷物が届かない!アイルランドの国際郵便がめちゃ厳しくて返送されました

ワーホリ

アイルランドの国際郵便は、基準やルールがとても細かくて厳しい!今回は、それを身にしてみて実感したトラブル体験談をご紹介します。

結論から申し上げますと、私宛ての荷物は、日本に返送されてしまいました(涙)。

日本から荷物を送る

荷物の内容

ある日、日本にいる家族がアイルランドのダブリンにいる私に、荷物を送ってくれることになりました。内容はこちらでお世話になっている人たちに配る用の日本のお菓子と、料理に使えそうな乾物系の食材などです。

私の妹はフランスに住んでいるので、家族はフランスに何度も荷物を送った経験があります。それと同じ要領で送れば良いと安心しきっていたそうです。

ちなみにこの荷物に貼ってあるラベルには不備があったので、送る前に作り直しています。

届くことのなかった日本からの荷物

国際eパケット

荷物は日本郵便の国際eパケットを利用することに。国際eパケットには、こんな特徴があります。

・2kgまでならEMS(国際スピード郵便)より安く送れる
・航空便扱い
・一部の国で追跡可能
・6000円を限度に補償あり

というように、お得で便利なんです!フランスのパリの場合、早くて4日ほどで届いたことがあります。ちなみにアイルランドの場合は、こちらに来るまで7日近くかかり、追跡可能でした!

荷物が少ない場合は、フランスに送る際も毎回これを利用しています。コロナ禍で一時利用に制限がかかっていましたが、最近はまた利用できるようになりました。

国際eパケットの詳しい情報は、日本郵便のホームページでご確認ください。

アイルランド国際郵便のルール

日本郵便のホームページの記載によると、アイルランドは2017年から、税関検査を強化しているそうです。そのため荷物の中身について、税関告知書に事細かに記載しなければなりません。名称、数量、重量、原産地等が少しでも間違っていると、日本に返送されてしまう可能性があります…!

また、TARICコードという10桁の品目分類番号を、1つ1つ全て記載しなければなりません。この情報に不備があるとわかった場合も、返送されてしまいます。さらに…!国際郵便マイページサービスを利用してラベルや書類を作成した場合も、情報に不備があると返送されてしまうそうです。とにかくちょっとでも間違いがあると、日本へ返送されてしまうということなんです!

日本郵便から荷物を送った際、家族は局員さんに「アイルランドは厳しいから返送される可能性がある」「不備があった場合、荷物を廃棄するか日本へ返送するか選んで」と言われたそうです。それくらいシビアなんですね。

今回、私宛ての荷物が届かなかったのは、TARICコードに不備があったからと見ています。
※2022年8月20日現在、まだ原因を確認できていません。もし詳細がわかったら更新します!

アイルランドでの経緯

追跡サービスを確認

先述しましたが、アイルランドの荷物は追跡可能です。アイルランドで荷物を待つ私は、問い合わせ番号を入れて、日本郵便のホームページを確認していました。

日本からアイルランドまでは、追跡サービスを見る限りこんな日程で進んでいきました。日本からアイルランドまでは9日ほどかかっています。

7月31日 国際交換局に到着 日本
8月2日 国際交換局から発送 日本
8月8日 国際交換局に到着 アイルランド
8月8日 輸入取り止め アイルランド
8月8日 到着交換局で保留 アイルランド
8月9日 輸入取り止め アイルランド
8月20日 差出人に返送 日本

ちなみにアイルランドに届いてからの追跡は、アイルランドの郵政An Postのホームページからも確認できます。

an post

近所の郵便局へ

輸入取りやめになった時点でいろいろネットで調べてみたところ、輸入取り止めになっても届くケースがあるという記載を発見。そのためもう少し待ってみようと思いましたが、数日経ってもなかなか届きません。そこで、家の近くの郵便局に行って、荷物を調べてもらうことにしました。

すると、荷物はダブリン3にあるAn Post Delivery Service Unitという場所で保管されていると教えてもらいました。直接取りに行くか、電話で問い合わせてと言われて、お散歩がてら直接行くことに。

近所の郵便局

荷物保管所へ

ダブリン3にあるAn Post Delivery Service Unitへやってきた私。ここで「1度だけ!」と注意書きがあるベルを鳴らして待っていると、局員さんが奥から出てきました。追跡番号を渡すと、荷物を確認しにまた奥へ。そして戻ってきて彼の口から「ごめん、荷物は不備があったので日本へ返送されたみたい」と通告があったんです…。

ちなみにこんな場所でした。緑色のロッカーが可愛いです。

ダブリン3の荷物保管所



ダブリン3の荷物保管所

荷物は日本へ返送

その2日後、日本郵便の追跡サービスにて、日本へ返送が開始されたことがアップデートされていました。電話番号やメールアドレスを登録していましたが、一切連絡が来ることなく荷物は日本へ返送。もう少し早く取りに行っていれば変わったのかどうかわかりませんが、なすすべがありませんでした!

ちなみにフランスへの荷物が日本へ返送されたことはないので、妹はアイルランド厳しいな〜と驚いていました。

まとめ

日本からアイルランドに荷物を送る際は、

・記載に不備がないことをしっかり確認
・追跡サービスで不穏な動きがあった場合、すぐ郵便局に問い合わせる

この2つを徹底するべきだと痛感しました!

これは勉強だと思って、家族と一緒にもう一度トライする予定です!ちゃんと届いたらまた記事を更新したいと思います。

更新: 2023年10月10日
この記事を投稿した後、2回挑戦してみましたが全て日本へ返送されてしまいました。2回目の挑戦時はコードを事細かく調べて、なるべく正確で詳細なコードを私が記入しました。それでもダメだったので、3回目では荷物を減らしてみることに。お菓子と衣類品だけに絞り、大まかに5つのアイテムを送ってもらいましたがダメでした。もう正直心が折れてしまい、何か一つだけ送ってもらうのも無駄なので諦めました。ラッキーなことに妹がフランスに住んでいるので、家族にはフランスへ荷物を送ってもらい、そのあと妹がアイルランドに旅行する際にそれらを持ってきてくれました。
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