カタール航空で楽器(ウクレレ)を預けてみた!エコノミーの手荷物制限を解説

搭乗レポ

QATAR(カタール)航空の国際便エコノミークラスで、楽器のウクレレを預け入れ手荷物として預けてみました!追加料金の有無や、到着後のウクレレの状態など、カタール航空の手荷物制限を解説しながら体験談をご紹介します。

更新:2022年8月15日
私が今回チケットを購入したのは、カタール航空の公式ホームページからです!この記事は、公式から直で航空券を買った場合の情報や体験談になります。

カタール航空エコノミークラスの手荷物許容量

預け入れ手荷物

カタール航空のホームページに記載のある、エコノミークラスの預け入れ手荷物許容量は以下の通りです。エコノミーの中にも、クラシック、コンビニエンス、そしてコンフォートの3段階のクラスがあります。

◎クラシック(Classic)
下記以外のすべてのフライト…25kg(55lb)
アフリカまたは南北アメリカ発着便…2個(各23kg/50lb)
機内持ち込み手荷物…1個(7kg/15lb)
 
◎コンビニエンス(Convenience)

下記以外のすべてのフライト…30kg(66lb)
アフリカまたは南北アメリカ発着便…2個(各23kg/50lb)
機内持ち込み手荷物…1個(7kg/15lb)
 
◎コンフォート(Comfort)

下記以外のすべてのフライト…35kg(77lb)
アフリカまたは南北アメリカ発着便…2個(各23kg/50lb)
機内持ち込み手荷物…1個(7kg/15lb)
 
引用:qatarairways.com 2024年4月23日時点

上記の通り、フライトによって重量制の場合と、個数制の場合があります。重量制の場合は、その重量を超えなければ何個でも預け入れ可能です(※航空機の積載可能量によって制限がかかる場合もアリ)。

また預け入れ手荷物には、個数性、重量制それぞれに大きさの制限があります。

最大寸法
縦 + 横 + 高さは、158cm (個数制), 300cm (重量制)を超えてはいけません。
 
最大重量
預け入れ手荷物は、1個あたり32㎏(70lb)を超えてはいけません。
 
引用:qatarairways.com 2024年4月23日時点

QATAR航空の飛行機

機内持ち込み手荷物

機内に持ち込める手荷物は、ファーストクラスとビジネスクラスは2個(合計で最大15kg)まで。エコノミークラスは1個(最大7kg)までと決まっています。(※ブラジルで発券された航空券には例外あり)

各手荷物の最大サイズは、各50cm x 37cm x 25cmです。

ちなみに私は、48Lのバッグパックを持ち込みました。縦のサイズが1cmオーバーでしたが、測られたりはしませんでした(※状況やスタッフによって変わると思うので、参考にはしないでください)。

48Lのバックパック



楽器の持ち込み

今回の本題、楽器についてです。ウクレレのように小さい楽器で、サイズがオーバーしていなければ、特に追加料金などなく預け入れ手荷物としてチェックイン時に預けることができます。

また、壊れやすい楽器の場合は、機内に持ち込むことができます。ただし、楽器を置くための座席分の航空券を買わなければなりません。最大重量は75kg、長さは120cm以下と制限があります。

私の場合、ウクレレ用のハードケースを持っていたので、預け入れ手荷物として託しました。

楽器を含めた特殊な荷物の制限に関する詳しい情報は、カタール航空のホームページでご確認ください。

実際に預けてみた

プチプチで梱包

ハードケースがあるといえど、預け入れ手荷物として運ばれるのには少し不安がありました。経験上、スーツケースは雑に投げられて、傷や汚れがついて返ってくるのが当たり前だと思っているからです。

そこで対策として、ダイソーでプチプチを購入。周りをグルグルに巻いてしっかり梱包しました。持ち運びに便利なのと、荷物タグをつける必要があるので、取手の部分は出るようにするのがポイントです。

プチプチで梱包されたウクレレ

チェックイン

私が今回利用したカタール航空のフライトは、エコノミーのコンビニエンス。預け入れ手荷物の重量制限は30kgなので、スーツケースと合計でオーバーしないように調整しました。

成田空港第2ターミナルのチェックインカウンターの近くには、”荷物はかり”があります。最終チェックとして、こちらで重量を確認。

荷物はかり

チェックイン時にグランドスタッフの方に「こちらは楽器ですか?」と聞かれ、そうだと答えたら扱い注意のシールを貼ってくれました。そして預けた後、スーツケースとは別で、スタッフの方が手で運んで持っていってくれました!追加料金や手数料は特にかかっていません。チェックインカウンターの自動レーンで、スーツケースと一緒に流されていくと思っていたので、ちょっぴり感動。

成田空港第2ターミナル

到着後の状態

扱い注意の荷物だったので別枠として扱っているのか、到着後に荷物を回収する際、ウクレレだけ出てくるのが遅かったです。急いでいなかったので、全然問題ありませんが。それよりも大事に扱ってくれるほうが嬉しいです!

そして1回乗り換えのある18時間のフライトを経て、無事にウクレレを回収できました。プチプチが破けていることもなく、もちろんハードケースやウクレレ本体に損傷はありませんでした。

フライト後のウクレレ

航空会社ランキング2022 第1位

さすが世界の航空会社ランキングで2021年に続いて、2022年でも1位を獲得したカタール航空(ソース)。下記の記事でもチラっと話していますが、コロナ禍の対応は確かに見事でした。その辺りが評価されたようです。

【30歳】コロナで2年延期になったアイルランドのワーホリ生活開始!待機中の詳細を紹介
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今回の私のように、重量制ならウクレレ等の小さめの楽器を預けるのは簡単で便利だということがわかりました!少々ニッチな情報になりましたが、誰かのお役に立てれば光栄です。



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