【搭乗レポ】アイルランドのLCC「Ryanair航空」が安すぎる!ヨーロッパ旅行に超便利

搭乗レポ

せっかくヨーロッパに来たなら、一国だけでなく、魅力的な隣国にも合わせて訪れてみたいもの。そしてもしアイルランドを起点として周辺国へ旅行するのなら、LCCであるRyanair(ライアンエアー)航空がとにかく安くてオススメです!
 
私がワーキングホリデーでアイルランドに滞在していた際も、実際に何度か利用しました。その体験をもとに、Ryanair航空の使いやすさ等を紹介してきます。

Ryanairの機体

Ryanair(ライアンエアー)航空とは

Ryanair航空は、アイルランド発の格安航空会社(LCC)です。ヨーロッパ全土の様々な地域と、フライトを結んでいます。ブランドカラーはブルーとイエロー。アイルランドの国章であるハープを、ロゴマークとして採用していて可愛いです。

Ryanair航空のロゴマーク

超リーズナブルな価格設定

フライト価格

Ryanair航空の一番の魅力と言えば、そのリーズナブルなフライト価格。例えばオフシーズンなら、首都ダブリンからフランスのパリ・ボーヴェ・ティレまで、片道チケットを15ユーロ前後で購入することができます。フランス人の友人にアイルランドからフランスへ行きたい旨を話したときも、Ryanairが一番安いとオススメされました。ただしこれには、飲食サービスや預け入れ手荷物の値段は組み込まれていません。また座席指定もできず、ランダムで決められます。

価格タイプ

大きな荷物がある場合や座席指定をしたい場合などは、追加料金を払う必要があります。チケットを選んだらまず、価格タイプを設定します。種類は以下の4通りです。

Basic(ベーシック)
Regular(レギュラー)
Plus(プラス)
Felexi Plus(フレキシ・プラス)

Basicは最も低価格なプランで、追加料金ナシです。40cm x 20cm x 25cmに収まる機内持ち込み手荷物が1つ含まれています。座席指定はできません。Regularは最も安い追加料金がかかり、Basicと同じスモールサイズの機内持ち込み手荷物に加えて、55 x 40 x 20 cmに収まるサイズで10kg以内の機内持ち込み手荷物が1つ含まれます。また座席指定が可能になります。Plusはこの4つのクラスのうち唯一、20kgの預け入れ手荷物が含まれています。Felexi Plusは日程変更が可能など、様々な特典が含まれます。
 
ただし荷物だけを追加したい場合は、もっと安く抑える方法があります!

荷物だけの追加料金

Ryanairの公式サイトで予約を進めていくと、終盤で荷物だけを追加することが可能です。最初に追加料金ナシのBasicを選んでおけば、手荷物分だけの追加料金を支払うことができます。その場合、座席指定などのオプションが含まれるRegularやPlusに変更するより価格を抑えられるんです。例えば先述したダブリン発パリ行きのフライトの場合、10kg以内の機内持ち込み手荷物を追加する費用は16ユーロ(現時点)。同じ10kg以内の手荷物を持ち込めるRegularを選択する場合は、追加費用が24.50ユーロかかってしまいます(現時点)。
 
自分のプランに合った形で柔軟に費用を抑えられるのが、Ryanair航空の素晴らしいポイントだと思います。

待機中の機体

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機内の雰囲気

LCCといえど、機内はとても綺麗に清掃されており、CAさんたちはフレンドリーで親切です。今まで6回ほど利用していますが、大きな問題はありません。機体はどれも小さめで通路も狭いですが、座席はそこまで窮屈ではないかも。トリップアドバイザーが運営するSeatGuruというサイトによると、エコノミーのシートピッチは約76cm、座席幅は約43cmとのことです。座席シートの素材は、レザーで固め。

こちらは実際に搭乗した機内の様子です。

座席

機内はブランドカラーの、ブルーとイエローで彩られています。

座席の様子

離陸する際は、まるでスペースマウンテンのような照明になりました。

離陸時の様子

ちなみに今まで利用したフライトはこんな感じです。

ダブリン-パリ・ボーヴェ・ティレ
ダブリン-バレンシア
マドリード-ダブリン
ダブリン-グラスゴー
ベルファスト-ファロ

遅延が多い

LCCだからなのか何なのか、Ryanair航空を利用する時は毎回遅延が発生します。6回搭乗したうち、6回とも多かれ少なかれ遅延しました。Ryanair航空を利用してプランを立てる際は、多少時間に余裕を持たせた方が良いと思います。

出発ゲートの掲示板

時間が押していたせいか、外で行列ができることもありました。

外に列ができている様子

ダブリン空港のチケットデスク

Ryanair航空を利用してダブリン空港からアイルランド国外へ出る場合、チェックインをする際に、私たち外国人はチケットデスクへ行くよう言われる場合があります。ややこしいですが、これはチェックインカウンターとは別の場所を指します。私が利用した時は、チケットデスクはチェックインカウンターと同じ階で少し離れた場所にありました。ここでIPPカードの有無や、在留資格などをチェックされます。晴れて確認が終わると、こちらで搭乗券を発行してもらえます。
 
こちらがダブリン空港にあるRyanair航空のチケットデスクです。

チケットデスク

便利な専用アプリ

専用アプリを落とせば、アプリ上でチェックインができ、搭乗券を印刷する必要もありません。また逐一、更新された新しい情報をゲットすることができます。出発ゲートの番号などもアプリ上に表示されます。また、何時までに空港に到着すれば良いかなど、その日のスケジュールを表示してくれるのも大変便利です。アプリをダウンロードしたい場合、Google Playはコチラ、そしてApp Storeはコチラから。

まとめ

Ryanair航空は、本当にリーズナブル。おかげでいろんな場所に、フライト代を抑えて行くことができました。特にアイルランドを起点にして、リュック1つで各地を周りたい場合にはピッタリです!ヨーロッパを周遊しようと考えている人は、是非検討してみてください♪チケットは、公式サイトや公式アプリから簡単に購入できます。

それではみなさま、良い空の旅を〜!

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