ワーキングホリデーと旅行を合わせ、アイルランドの首都ダブリンで3度の夏を経験した筆者。私はアイルランドの夏が大大大好きです!それはなぜかというと、とにかく涼しいから。
そんなダブリンの夏は実際どんな感じなのか、服装や気温など体験談を交えながら紹介していきます!
アイルランドの夏
夏はいつ?
アイルランドの季節は、気温さえ違えど日本と同じく春夏秋冬に分かれます。気象学的には6月〜8月までが夏とされていて、季節の移り変わりの時期も大体日本と同じです。
ただし日本の6月のような、湿度がグッと上がる梅雨のようなシーズンはありません。というより、一年を通して雨の日が多いです。アイルランドの国立気象局「Met Éireann」によると、年間約128日前後も雨の日があるのだそう。どこかの月に集中的に雨が降るのではなく、降水量が一年間で満遍なく分散されています。
ダブリンの夏の平均気温
Met Éireannによると、首都ダブリンの6月〜8月の平均最高気温は18度〜20度ほどしかありません。日本の猛暑と比べると、とても涼しくて快適です。穏やかで、ジメジメしていません。これはアイルランドの気候が温帯海洋性気候だからだそう。
ただ私は2021年〜2023年の間でダブリンの夏を経験しましたが、実際には25度以上になることもたまにあります。アイルランドに住んでいる人たちは暑さに慣れていないので、25度以上になるともうヘトヘトに(笑)。しかし暑い日が連日続くことは稀で、次の日にはすぐ涼しくなることが多いです。私は暑いのが嫌いなので、本当にアイルランドの夏が大好きです…!
そして6月〜8月のダブリンの平均最低気温は11〜13度とかなり低め。そのため夜は、夏でもかなり涼しくなります。なので人によっては、長袖長ズボンのパジャマが必要になります。夏に旅行で訪れる人は要注意です。
夏の日照時間
アイルランドの夏の良いところは、日照時間がとても長いこと。Wilderness Irelandによると、夏の平均日照時間は6月は平均17時間、7月は16.5時間、そして8月は15時間ととても長いです。5月〜6月が最も日照時間が長い期間とされています。
例えば2024年6月19日現在の日照データを見てみると、日の出は午前5時05分、日没は午後22時01分です。初めてアイルランドの夏を経験した時は、その日の長さにビックリしました。夜寝る頃まで、外が明るいんです。
こちらは2022年6月1日の22時11分に撮影した写真です。22時で薄暗い程度だなんて、本当に驚きました。
ちなみにこちらは2022年6月4日の21時に撮影したもの。日本の感覚だと、夕方6時くらいに見えますよね。
夏に適した服装
先述した通り、アイルランドの夏はとても涼しいです。8月にもなると、どんどん肌寒くなっていきます。日中は半袖で過ごせますが、朝方や夕暮れ時になると肌寒さを感じます。そして雨も多いことから、常に羽織り(フード付きだと尚よし)を1枚持ち歩けると便利です。私はかなり暑がりですが、それでも薄手の長袖を着て出かけることが多かったです。天気予報を確認しつつ、自分に合った服装を判断するのがアイルランドの夏を過ごす上で大切なことだと思います。ちなみに靴は、雨が多いのでスニーカーを履いている人が多い印象です。
こちらは語学学校の友達と、7月21日に撮影した写真です。赤い半袖が、暑がりの私です。他の友達は、厚めの上着を羽織っていますね。
これは7月半ばのとある映画館で撮影した写真です。長袖のパーカーを着ている人もいれば、半袖を着ている人もいるミックス状態が、まさにアイルランドの夏の光景って感じです。
まとめてみると、個人的にオススメなのはこんな格好。
半袖 + ズボン or スカート + フード付き羽織
寒がりさん→
薄手のロンT + 長ズボン or ロングスカート + フード付き羽織
アイルランドの夏が最高な理由
私がアイルランドの夏を最高だと思う、三大理由がこちら。
日が物凄く長い
虫が少ない
この3つ目の「虫が少ない」は、虫嫌いな私にとってかなり重要です。クモやハエはいますが、私の大嫌いなセミやGは一切いません。これは一年を通して暑くならないからだと思われます。このストレスがないだけで、かなり夏を快適に過ごせます。ただ、雨が嫌いな人や、寒いのが苦手な人には合わないかもしれません。夏を思いっきり楽しめる国ではないので。特に海で泳ぐ機会はあまりないかも。
以上、アイルランド、もとい首都ダブリンの夏についてでした。とても過ごしやすいので、避暑地としてオススメです♪
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