現在ワーホリでアイルランドに来ていますが、最初の3ヶ月はダブリン4という区域に住んでいました。家選びをするとき気になる人もいると思うので、実際に住んでみた感想や町の雰囲気などをご紹介します!
ダブリンの分け方
アイルランドの首都ダブリンは、24の区域に分けられています。東京23区のような感覚です。ただし「新宿区」のように名前がついているわけではなく、地域をそのまま数字で呼びます。市街の中心を流れるリフィー川(River Liffey)を挟んで北側は奇数、南側は偶数の数字です。ちょっぴり特殊な振り分け方ですよね。
かなりテキトーですがマップを描いてみました。こんなんで良ければ、ご自由にダウンロード(保存)したりシェアしたりしてください!
各区の治安について
北側より南側に富裕層が多く住んでいることなどから、サウスサイドのほうが治安が良いと一般的には言われています。実際にいろいろな町を歩いてみましたが、北と南では町の雰囲気が多少変わる気がします。個人的な感想ですが、北側のほうがリーズナブルなお店が多い印象です。東京でいうと、下町感というかなんというか。それに比べて、南側は緑が多くて閑静な住宅街が多いという印象です。
ただし南北どちらにせよ、その町によって雰囲気は異なります。シティーセンターと呼ばれるダブリンの中心地は、いろんな人が集まっているので南であろうとあまり治安が良い雰囲気ではありません。語学学校で知り合った生徒の半数以上は、北側に住んでいました。家賃が南と比べて比較的安いという理由があると思われます。
ちなみにまだ3ヶ月ちょっとしか住んでいませんが、まだ何も嫌な思いはしていません。私は今まで10カ国以上いろいろな国を旅してきましたが、ダブリンは本当に治安が良いと思います。もちろんスリなどの軽犯罪は多く、日本には到底敵いませんが。あ、あと酔っ払いには近づかないのが吉です!
ダブリン4ってどんな場所?
ダブリン4に属している町
2022年9月現在、ダブリン4に属している町は以下の通りです。
私はこのうちのBallsbridgeという町に住んでいました。自然が多い住宅街で、かつシティーセンターに近く、ダブリンの海沿いを走っているDartの停車駅があります。スーパーはTescoが近くにありました。困るほどではありませんが、あまりお店は多くありません。出歩いている人はそこまで多くなく、とても落ち着いた町です。総合的には、住むのにとても良い場所だと思います。
雰囲気・治安
私が30年生きてきて培った”野生の勘”で「あ、この人ちょっと嫌な感じだな」と思うような、怪しい人物がほとんどいませんでした。というのもダブリン4は高級住宅地として有名な町で、お金持ちが多く住んでいます。実際子どもから大人まで、上品な人が多いです。困っていたら声をかけてくれた人も1人じゃありません。ただしこれは私が運が良かっただけかもしれないので、参考程度に留めてください。
ダブリン4は海沿いに位置しており、Sandymount Beach(サンディマウント・ビーチ)が観光名所としてあります。散歩用の長い歩道があり、家族連れやカップル、老夫婦や犬の散歩をしている人まで様々な人が歩いています。
ダブリン4の右上の飛び出ている場所は、Great South Wall(グレート・サウス・ウォール)と呼ばれる場所です。4km以上もある道を進むと、灯台まで辿り着きダブリン湾を見渡せます。大きな船が出港していく様は圧巻でした!
家事情
「ダブリン4で家を見つけた」とアイルランドに住んだ経験のある人に話したら、とてもラッキーだと驚かれました。人気の地域で、かつ家賃が高いからだそうです。私が住んでいた家も想定より家賃が高かったんですが、利便性を重視して選びました。結果、最初の数ヶ月を過ごすのには正解だったと思います。
引っ越す前に私も次の家を探すためにシェアハウスを調べましたが、ダブリン4の物件は珍しいです。家族で住んでいる一軒家が多く、若者のシェアハウスなどが盛んな地域ではないからだと思います。
感想まとめ
とても落ち着いた町で住み心地は良かったですが、個人的には少し田舎っぽさが強すぎた印象です。私は飽きっぽくて常に刺激が欲しい性格なので、少し物足りなさを感じたのは否めません。ただし利便性は最高ですし、住む場所としては安心できる最高の場所です!もしダブリン4で条件の合った物件を見つけられたら、逃す手はないかと…!
この記事の内容は、住んでいたBallsbridgeを中心に得た個人的な感想です!町によって差はあると思いますので、あしからず。現在住んでいるダブリン8については、数ヶ月後また感想をまとめたいと思います!