【アイルランド】ワーホリ中に仕事を2回変えた話!辞めた理由、面接〜採用までの流れを紹介

ワーホリ

ワーキングホリデーの醍醐味と言ったら、やっぱり現地での仕事の経験ではないでしょうか。12ヶ月間たっぷりとアイルランドでワーキングホリデー生活を経験した筆者も、10ヶ月間ほどアルバイトをしました。渡航前に「仕事が見つけづらい」と聞いていたアイルランドでの求職がどのようなものだったのか、体験談を交えながら紹介します!

結論から述べますと、面接は計4回し、計3カ所で実際に仕事をしました。

実際に採用してもらった仕事

私はワーホリ期間中の12ヶ月間で、2回仕事を変えて、3カ所の職場でパート・タイマーとして働きました。その職種はこんな感じです。

実際に採用してもらった仕事

1. 日本食レストランのウェイター
仕事内容: 注文の受付け、料理を出す、お皿を下げる、会計など

2. ホテルのハウスキーパー(客室清掃係)
仕事内容: 客室の清掃、備品補充、シーツ取替えなど

3. アジアンショップのセールスタッフ
仕事内容: 商品の陳列、補充、接客など

当時の私の英語力はB1の中級レベル辺りで、面接での受け答えは何となくできるものの、ペラペラと喋れるわけではありませんでした。アイルランドでは、英語がペラペラ話せる若者がたくさん仕事を探しています。その中ではやはり、語学があまり関係のないホテルのハウスキーパーや、日本人として採用してもらいやすいアジア系の仕事に限られたのが現実的な結果でした。

働いていたホテル

仕事を変えた流れ

日本食レストランのウェイター

最初に採用してもらいかけた日本食レストランのパートタイムは、試用期間を経て辞退することにしました。というのも、雰囲気がかなり日本の飲食店に近く、個人的にはアイルランドに来てまでする仕事ではないなと思ったからです。あとザ・日本人の性質で、一度仕事を始めたら辞めづらくなってしまうのも目に見えていました。マネージャーが日本の方だったので、余計言いづらいなと(笑)。

ただ仕事をしないとお金がない状態だったので、これはかなり賭けだった気がします(笑)。それに日本食レストランでのアルバイトが悪いとも思いません。お客さんはほとんどが外国人で、英語を使って働く経験は十分できます。本来なら、この仕事を続けさせてもらいつつ、同時に他の仕事を探したほうがより安全だったかもしれません。

ハウスキーパー

1つ目の日本食レストランのアルバイトを辞めてから、次のハウスキーパーの仕事を見つけるまでには、少し時間がかかってしまいました。ハウスキーパーは大変な仕事だと知っていたので視野に入れていませんでしたが、正直焦っていたのと、良い経験になると思い応募してみたところ、その日に連絡が。結局ここでは、1ヶ月強ほど働きました。

良かったこと
・ランチはホテルの美味しいご飯がまかないとして無料で食べられた
・日本食レストランより給料が高かった
・身体を使いまくるのでダイエットができた(5kg以上減!)
・ポーランド、メキシコ、スペインなど、様々な国の友達ができた
私には合わなかったこと
・短時間で完璧に清掃しないといけないというプレッシャーが大きかった
・朝早いシフトが多かった、体力的にキツかった
・同僚の多くはインドや南米から来てる人が多く、つるんで母国語で話してばかりいた
(良かったことで述べた「友達」は、このうちの数少ない英語勉強中の子や、ハウスキーパーではない職種の同僚たち)

という感じで、良い経験はできましたが、やはり大変だと思う比率のほうが高かったです。慣れてきたら今すぐに辞めたいほど辛いわけではなかったので、ここで働きながら他の仕事を探し始めました。

アジアンショップの店員

ハウスキーパーとして働きながら見つけたのは、市内からは少し離れた場所にあるアジアンショップのセールスタッフの仕事です。有難いことに、ホテルの仕事を辞めた後に、自分の都合の良い日にちから働かせてもらえることになりました!そして私はワーホリの期間中の最後まで、約9ヶ月間、ここで働き続けました。

良かったこと
・いろんな国の友達がたくさんできた(アイリッシュの友達もできた)
・給料が前の2つより高かった
・日本人としての経験が活かせた
・日本の食材や調味料が割引きで買えた
・接客や従業員との会話で英語力がグンと上がった
・仕事が楽だった
・恋愛&恋人ができた(笑)

とこの通り、とても良い経験ができました!本当に多少のリスクを負ってでも合わない仕事を辞めて、ここで採用してもらえて良かったと思っています。長く働いたおかげで有給もたくさん貰えたので、他の国へ旅行も行けました。ここで作れた友達とは、今でも連絡を取り合っています。

職場で出会った友達たちと

バイト応募までの流れ

求人情報の見つけ方

アイルランドでの主な求人情報の見つけた方は、以下の3通りです。

・ネットの求人サイト
Indeed、Jobs.ie、Monster.ie、IrishJobs、MindMe など

・実店舗の張り紙
お店に貼ってある求人の張り紙

(追記: 2024.8.13)
MixB
アイルランドの生活情報を交換する日本のコミュニティ掲示板

実際に見つけた張り紙

これ以外にも、働きたい場所に自ら出向き、履歴書を配り歩いている人もいるようです。私はビビりなので、その方法は試しませんでした。ベビーシッターや個人宅のハウスキーピングの仕事を探している人は、MindMeで求人を見つけられます。

私は上記の求人サイトと実店舗の張り紙から、約20件くらい応募しました。それでも実際に返事が返ってきたのは6件ほど。返事が来るかどうかが、まず最初の高い壁になっています。

各仕事を見つけた場所

上記で紹介した実際に働いた3つの仕事は、それぞれこの形で求人情報を見つけて応募をしました。

日本食レストラン… 実店舗に貼ってあった求人の張り紙
ホテルのハウスキーピング… Jobs.ie
アジアンショップ… Indeed
カフェのバリスタ… Indeed

経験上、Indeedは見てる人が多すぎるのか、あまり連絡が返ってこない印象があります。それに比べてJobs.ieで応募したものは、すぐに返事が来ました。ただし求人情報の数は、圧倒的にIndeedが多いです。

面接の連絡

実際に面接まで漕ぎ着けたのは、4件のみ。3つは上記ですでに紹介した仕事で、もう一つはカフェチェーン店のバリスタの仕事でした。私はカフェでの経験がなかったため、私ではなく、経験がある他の人が採用されたとのことです。ちなみに面接後の採用連絡は、採用の場合のみ連絡が来て、不採用の場合は連絡が来ないことが多いです。実際にカフェの面接の後、こちらから聞くまで合否の連絡はありませんでした。

面接へ進んだ場合の連絡は、基本的に電話でされます。緊張する人も多いと思いますが、言われたことを忘れないように、日時などメモに取れたらベストです。聞き返しても面接が取り消しにされることなんてないので、最後にもう一度自分の口から繰り返して、日時や持ち物を確認できたらもっと正確で良いと思います!大きくて親切な会社であれば、面接日時の確認用のメールをくれることもあります。

次ページでは、面接の様子や聞かれた質問などを紹介します!

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