【アイルランド】一番コスパが良いのは?国内のスーパーマーケットを比較しながら紹介

ワーホリ

ワーキングホリデーなど海外生活で欠かせないことと言えば、やっぱり食費の節約ではないでしょうか。特にここ数年は、歴史的円安。現地で仕事が見つかるまでは、一生懸命貯めたお金が一瞬で溶けていきます。日本にいる家族に援助してもらうにしても、結構な負担になってしまうかも。

しかしここで朗報です!アイルランドの食費に関しては、そこまで心配することはないかもしれません。というのも、品質にそこまでこだわらないのであれば、思ったより良心的な値段で食料品が手に入るからです。そこで今回は、アイルランドの首都ダブリンのスーパーマーケット事情を、各店舗の特徴を交えて解説していきます。

大型スーパーマーケットの種類

アイルランドの首都ダブリンには、自国ブランドのスーパーから海外ブランドのスーパーまで色々な種類があります。店舗数が多い定番の大型スーパーの例がこちらです。

アイルランド生まれのスーパー
・Dunnes Stores(ダンズ・ストアーズ)
・SuperValu(スーパーバリュー)
・Donnybrook Fair(ドニーブルックフェア)
海外ブランドのスーパー
・Tesco(テスコ)
・Lidl(リドル)
・Aldi(アルディー)
・Marks & Spencer(マーク・アンド・スペンサー)
・EUROSPAR(ユーロスパー)
・Fresh(フレッシュ)
・Iceland(アイスランド)

これらの他に、コンビニのような小型の店舗もあります。ただし大型スーパーと比べると、割高な場合が多いです。

安い食料品が手に入るのは?

先述した大型スーパーの中で、安価に食料品を手に入れたいなら海外ブランドのスーパーがオススメです。私調べですが、特にLidlとAldiは、激安な食料品を見つけやすいと思います。さらにセール品を狙えば、かなり食費の節約が捗ります。アイルランド生まれのスーパーは、どちらかというと食材のクオリティを推しています。そのため、多少お値段も張ります。

Lidl 果物と野菜のセール

カゴが超デカい

日本の人はフレッシュな食材を使った料理をすることが多いためか、頻繁に買い物に行きますよね(もちろん買い溜めすることもあると思いますが)。それと比べて、こちらの人は一度に大量の買い溜めをします。めちゃくちゃ大きなショッピングカートが満パンになるほど、商品を詰め込んでいるのは日常的な光景です。レジは行列が絶えません。

Tescoのショッピングカート

それではここから私の独断と偏見により、各スーパーの特徴を紹介していきます!

アイルランド発祥スーパーの特徴

Dunnes Stores

ダブリン発祥のDunnes Storesは食品だけでなく、衣類や雑貨、家具にも力を入れているスーパーマーケットです。食品類の特徴と言えば、スイーツやお惣菜の種類が海外スーパーと比べると豊富なところでしょうか。アジアや南米等の調味料もたくさん種類があり、見て回るのが楽しいです。野菜や肉などの食材は、正直海外スーパーと似たり寄ったり。なのに少しお高めの値段が設定されています。クオリティが違うのかもしれませんが。上品で料理好きそうなマダムがお客さんに多いイメージがあります。

そしてDunnes Storesといったらこのショッピングバッグ!丈夫で使いやすいからか、アイルランド国内ではしょっちゅうこれを持ち歩く人を見かけます。

Dunnes Storesのショッピングバッグ

SuperValu

アイルランド発祥で、国内に数多くの店舗を展開しているSuperValu。住んでいた家の近所にあったので、ちょこちょこ行っていました。価格はDunnes Stores同様、海外ブランドのスーパーと比べると高めです。しかし品揃いは素晴らしく、大きな店舗なら世界中の色々な調味料が手に入ります。また手作りのスイーツの種類が豊富なのも、買い物をしていて楽しいポイントです。価格が高めなだけに、たまにセール品を見つけると嬉しくてつい購入してしまうという…!赤い看板が目印です。

SuperValuの看板

私のパートナーは、SuperValuのひまわりの種が大好きです。他のブランドと比べて、美味しいと言っていました。

SuperValuのひまわりの種

Donnybrook Fair

ダブリンのDonnybrook地区発祥の、高級スーパーマーケットDonnybrook Fair。バイト先の近くにあったのでたまに立ち寄っていましたが、確かにお値段は高めです。また店舗数も多くありません。その分他のスーパーと違って、独特な品揃えを楽しめます。ここで買えるスムージーが美味しすぎて、小さな贅沢だと思ってたまに買っていました。日本でいう、成城石井みたいなイメージです。

Donnybrook Fair フルーツスムージー

日本の食品も、他では見たことがないものばかり。

Donnybrook Fair 日本食

海外ブランドスーパーの特徴

Tesco

イギリスのロンドン発祥のTescoは、世界でも有名なスーパーマーケットです。食品だけでなく、衣類や雑貨、化粧品やおもちゃなど品揃が豊富なのが特徴。価格はLidlやAldiほど激安ではありませんが、安価なものが多いです。野菜の種類が豊富で、白菜(Chinese Leaf)が欲しい時はいつもTescoで購入していました。アプリでポイントを貯めることができ、値下げ品も多く良心的です。さらにCluc Cardというものを無料で登録していると、会員向けの割引きを受けられます。Tescoで買い物をするときは、会員になっておかないと損です!

このように「Clubcard Prices」と書かれている場合は、会員なら黄色い値札の値段で購入できます。

Tesco 会員限定の値引きがされているフルーツ

Tesco 値引きされた白菜

Lidl

ドイツ発祥で、ヨーロッパを中心に広く展開している大手スーパーマーケットLidl。アイルランド国内で、トップを争う価格の安さを誇っています。元値も安いのに、セールもバンバンしてくれる庶民の味方です。食品以外にも、化粧品や家具、雑貨やおもちゃなんかも置いてあります。ベーカリーのパンはやっすいのに、普通に美味しくて衝撃です。コスパを求めるなら、Lidl一択かもしれません。

Lidlの看板

食費を削りたい場合は、Lidlを使わない手はないでしょう。品揃えも申し分なく、必要なものは大体ここで手に入るはずです。セール品を狙うなら、オレンジ色のシールや値札を探してみてください。

Lidl 値下げされたオリーブ

Aldi

Lidlと同じくドイツ発祥で、世界中に店舗を展開しているAldi。ラインナップもLidlと似ており、商品の価格も負けじと劣らず安いです。食料品だけでなく、日用品もゲットできます。価格も商品のラインナップもLidlと似たりよったりですが、取り扱っている商品自体は違います。ソース類はかなり違いがあり、Aldiの方が若干ワールドワイドな商品が多いかなという印象。また商品によってAldiが安いものもあれば、Lidlが安いものもあります。手間ですが、値段を比較して買い分けるのもありかもしれません。

私はAldiのこの小分けにされたチョコレートが好きで、行く度に補充しています。

Aldi チョコレート

Marks & Spencer

イギリス発祥のMarks & Spencerは、通称M&Sと呼ばれています。クオリティの高い食材や、衣類にも力を入れているのが特徴です。Dunnes Storesと同じく、スイーツやお惣菜の種類が豊富。電子レンジでチンをするだけで食べられるデリ商品が、とても魅力的なものばかりです。西洋料理からアジア料理まで、手広く扱っています。

こちらはいつかに買ったパッタイとエビのパクチーサラダ。とても美味しかったです!

M&S パッタイとエビサラダ

まとめ

ということで、アイルランド国内の大型スーパーを比較してみました。これ以外にも種類はありますが、私が使っていたスーパーはこの辺りでした。できるだけ低価格な商品をゲットしたい場合は、LidlやAldi。そしていつもと違う変わった質の良い商品を手に入れたい時は、アイルランド発祥のスーパーやM&Sなどをのぞいてみてください!

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ダブリン市内で買える日本食については、こちらから↓

更新2024.05【アイルランド】ダブリンで日本食を買うなら?実際に見つけたお店と品揃えを紹介
私が実際にダブリン市内で見つけた、日本の食材を買えるお店や品揃えなどをご紹介します!思っていた以上に、日本食の調味料や食品を購入できる場所がたくさんあることがわかって感動です。スーパーからアジアンマーケットまで色々なお店で日本食が売られています。
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