映画『Once ダブリンの街角で』のロケ地を巡ってみた!写真と地図で行き方紹介

海外旅行記

アイルランドの首都ダブリンが舞台となっている、ジョン・カーニー監督作品の『Once ダブリンの街角で』(2007)。数ある映画の中で、個人的に一番好きな作品です。10代の頃にこの作品と出会い、今まで経験したことのない感動を味わいました。それから数年後。私は実際にダブリンを訪れ、念願の聖地巡礼を達成できました…!

そこで今回は、私が実際に足を運んだ『Once ダブリンの街角で』のロケ地を、写真と地図で紹介していきます!映画の流れに沿って紹介していくので、この映画が好きな方(がほとんどだと思いますが)はシーンを思い浮かべながら楽しんでもらえたら嬉しいです。

1. St Stephen’s Green (セント・スティーブンス・グリーン)

映画冒頭、「男(演 グレン・ハンサード)」は、路上パフォーマンスで稼いだ投げ銭をギターケースごと盗まれてしまいます。すぐさま泥棒を走って追いかけ、捕まえたシーンが撮影されたのがダブリン2区にあるSt Stephen’s Green (セント・スティーブンス・グリーン)公園です。

男が泥棒を捕まえた場所

セント・スティーブンス・グリーンの正面入り口

こちらはダブリン2区に位置し、シティーセンターと呼ばれる中心部にある大きな公園です。入り口にある白いアーチが目立つので、すぐに見つけることができると思います。

2. Grafton Street (グラフトン・ストリート)

「男」が夜に路上パフォーマンスをしていると、チェコ移民の「女(演 マルケタ・イルグロヴァ)」が話しかけてきます。その重要な物語の始まりが撮影されたのは、アイルランドの繁華街グラフトン・ストリートです。

この場所は、撮影当時とかなり見た目が変わっています。今はディズニーストアができてしまったので、正直雰囲気はありません。でも実際にこの通りでは、毎日のように路上パフォーマンスが行われています。

「女」が「男」に声をかける場所

グラフトン・ストリートはダブリン2区にあります。

3. Waltons(ウォルトンズ)

この映画で一番の見どころシーンと言えば、楽器屋でテーマソングにもなっている「Falling Slowly」を二人で奏でるシーンではないでしょうか。こちらは楽器屋、そして音楽教室も運営しているWaltons(ウォルトンズ)で撮影されています。

実際に撮影が行われた店舗は、今は残念ながら無くなってしまいました。現在は雑貨屋のSøstrene Greneが建っています。隣には日本食レストランのYAMAMORIが。くぅ〜本物見たかったな〜!

二人が演奏するシーンの跡地

撮影スポットはダブリン2区の、South Great George’s Street(サウス・グレート・ジョージ・ストリート)にあります。

4. Phil Lynott Statue(フィル・ライノット像)

アイルランドのロックバンドThin Lizzyのフィル・ライノットの像の前では、バンドメンバーと出会うシーンが描かれました。

フィル・ライノット像

5. Killiney Hill Park(キライニー・ヒル・パーク)

二人がバイクで海を見に行くシーンは、ダブリン郊外のキライニー・ヒル・パークで撮影されています。

キライニーはとても美しい町で、頂上にあるキライニー・ヒル・パークまでのハイキングやサイクリングが楽しめます。こちらは中間地点からの景色ですが、ふとした瞬間にこんな絶景が見られます。撮影されたスポットはさらに上に登って行った場所ですが、この眺めは二人が見ていたものと同じですね。

中間地点からの眺め

キライニー・ヒル・パークまでの道のりは、このように補正されている道と、森の中を突き進むハイキング道から選べます。

てっぺんまでの道のり

キライニー・ヒル・パークからは、海岸が一望できます。私は晴れの日に行けてラッキーでした。撮影されたポイントは、こことは少しズレているようです。

キライニー・ヒル・パークからの眺め

ダブリン中心部からは電車のDART、もしくはバスで向かいます。キライニー駅に着いたら、歩いて頂上付近まで行くことができます。スムーズに行けば、30~40分程度で着くそうです。私は立ち止まりまくったので、1時間以上かかりました。

6. Dollymount Strand(ドリーマウント・ストランド)

レコーディングを終えた一同が、プロデューサーの提案でやってくるビーチは、保護地区のNorth Bull Island(ノース・ブル・アイランド)内にあるドリーマウント・ストランド・ビーチです。

ドリーマウント・ストランド・ビーチ

ノース・ブル・アイランドは砂州で、離れた小島のようになっています。ビーチまでは、砂州と陸地をつなぐ道を歩いて行けます。これがとても気持ち良いので、プチ旅行にオススメです。

ビーチまでの道のり

ダブリン中心部からノース・ブル・アイランドへは、DARTで簡単に行けます。Raheny(ラヒーニー)駅で降り、徒歩で30~40分ほどです。

まとめ

『Once ダブリンの街角』はシーンのほとんどがダブリン市内で撮影されているため、ロケ地の聖地巡礼はハードルが高くありません。また紹介したもの以外のシーン、例えば二人が会話しながら歩いているシーンなどは、ほとんどがダブリン2区周辺の中心部で撮影されたものです。街歩きをしながら、スポットを探してみるのも楽しいかもしれませんね!

もしまだ観ていない方でダブリンに旅行の予定がある人は、是非旅行前に鑑賞してみてください♪

 

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